保険医療機関における書面掲示について

【明細書について】
 当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しております。
尚、明細書には、使用された薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されます。
明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお申し出ください。

【一般名での処方について】
 当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組み等を実施しております。後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(※一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。

※一般名処方とは
お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。

【夜間早朝等加算について】
 土曜日12時以降の時間帯に診療の受付をされた場合は「夜間・早朝等加算」の取り扱いとなります。診療時間内であっても、厚生労働省の定めた診療報酬点数に基づき初診・再診料に「夜間・早朝等加算」料金が加算されますので、予めご了承ください。

【外来感染対策向上加算について】
 外来感染対策向上加算は、組織的な感染防止対策につき厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関(診療所に限る)において診療を行った場合、おひとりにつき初診・再診に関わらず月1回に限り所定点数を加算できるものです。さらに、発熱その他感染症を疑う症状に対して適切な感染防止対策を講じた上で診療を行った場合、「発熱患者等対応加算」として加算いたします。

【医療DX推進体制整備加算について】
 当院では、医療DXを通じた質の高い診療提供を目指しています。

  • オンライン請求をしています。
  • オンライン資格確認を行う体制をしています。
  • 電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制です。
  • 電子処方箋を発行する体制を導入予定です。
  • 電子カルテ情報共有サービスを活用でいる体制を導入予定です。
  • マイナンバ-カードの保険証利用に関して、お声がけ及び院内掲示を行っています。
  • 医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、それを活用して診療を行うことについて、院内及びwebサイトに掲示しています。
  • 医療DXの推進に伴い医療DX加算を月に1回算定しています。(マイナンバ-カ-ド利用率により算定に変動があります)

【医療情報取得加算について】
 医療情報取得加算とは、オンライン資格確認等システムを導入していることを前提に、薬剤情報や特定検診情報、その他必要な情報の取得・活用にかかる評価を目的に算定されるものです。当院では、厚生労働省が定めた診療報酬算定要件に従い、下記の診療報酬を算定します。
初診時 1点
再診時(3ヶ月に1回限り算定) 1点
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力お願いいたします。 

【居宅療養管理指導について】
 当院は佐賀県知事指定の指定居宅療養管理指導事業所です。

当院では次の指定居宅療養管理指導事業を行います。
医師3人(非常勤含む)
医師は居宅を訪問し、医学的観点から、居宅介護サービス計画の作成等に必要な情報提供および介護方法についての指導、助言や、利用者・家族に対する療養上必要な事項の指導、助言を行います。
詳細は受付までご相談ください。

苦情相談窓口 
居宅療養管理指導に関する苦情等がありましたら、院長までお申し出ください。迅速かつ適切に対応するとともに必要な措置を講じます。

診療日及び診療時間
医師による居宅療養管理指導は、月曜日~金曜日(木曜日除く)
午前9時~午後1時 午後2時30分~午後6時
医療機関内に掲示している診療日と同じとする。

利用料等指定居宅療養管理指導を提供した場合の利用料は、厚生労働大臣が定める基準によります。指定居宅療養管理指導に要した交通費については、以下の交通費を申し受けます。タクシー利用の場合は、実費となります。
事業所から片道 概ね4km未満  0円
事業所から片道 概ね4km以上  0円

【保険外負担について】
 当院では、健康保険の療養に該当しない保険外負担について実費をお願いしております。